ルイツ・クロウ

サクラメント郊外セブス修道会付属孤児院出身、12歳の時不慮の事故で殺人を犯し西アメリカ共和国刑法更生プログラム第22条により前線へと送られた年少兵。

13歳の時に視力を失う傷を負い、デザード・ラッセン博士による「獣の目」移植手術により赤色に光る目を持つ。

14歳現在、西アメリカ軍最前線基地ウェスト・ウェンドバーよりさらに先にある15ビバークで斥候兼衛生兵となっていた。

性格は温厚にして他者に対して無関心。

趣味は狩りと物々交換。

たった2年だが過酷な戦時経験から戦場での出来事に対して極めてドライでクールな対応をする。

戦闘時はビーストの能力を駆使し迅速な対応で戦い、古参のメンバーからは多くの信頼を勝ち取っている。

口癖にも近い言葉は「目なんか見えればなんだっていい」、目を見られる事で出る感想に対して常にそう答えているが、本人は人とは違う獣の目を持った事に悩みを持っており触れられたくない点にもなっている。

10年刑期を生き残るために一生懸命で、他者を見捨てる事もある。

故郷に残る親友ナナイの事を強く想っている。

戦場でアウラリアと出会いその後の運命を大きく変えていく事になる。

主人公。一人称私、他者からの呼ばれる名はルツ。

身長155センチ、体重42~55キロ(理由あり)、黒髪黒目(ビースト使用時は赤)。

 

アウラリア (リアム・アウロラ)

エウロパ連合アウロラ研究所から西アメリカに送られてきた研究素体。

イグジステンスANGEL、アビリティConquistador(コンキスタドール)。

プラスアビリティに聖なる圧力(プレッスィオーネ・サクラーレ)を持つ精神兵器(ネクサス・メテオラ)であり人類の手によって作られた人類以外の人口生命体である。

第2期カルペ・ディエム計画に基づき作られた人工生命体の素体だったが、研究所に着く前にルツに出会ってしまい「個性」を発露。

1個体として成長していく事になる。

彼女についてはまだ秘密が多い。

主人公。一人称私、他者からはリアムと呼ばれ、ルツのみがアウラリアと呼び、ルツをルイツと呼ぶ。

年齢不詳、身長148センチ、体重不明、プラチナブロンドに紫の目。