北条愛守姫(ほうじょう・あすか)をマスターにいただく星座の子。18歳。

黄道十二宮の一人になるため、メイドではなく友として愛守姫に従っている。

性格は極めて高貴。それゆえにノーネームスターズを見下しその戦い方を粗野と罵る。

「聖戦に泥臭さは不必要、極めてシンプルにそして美しく誅する」がモットー。

現状ですでに4つの輪を持つクラス・ケルビム(智天使)で、北条愛守姫の最たる感情『支配(インペリウム)』を超力として使う。

支配の行使により、音を使って複数名の人間を支配し操ることを始め、重力さえも自らの支配に組み敷くこともできる。

絶対の強さに則った自信を持ち、感情経験値の熟していない恋歌を初戦では見逃した。

考えた方に少々硬いところがあり、愛守姫にたまに注意を受けたりするが、現状では最強の星である。

新港区メイド組合に所属するノーネームスターズの1人。

現在マスターは不明だが、他のマスターを狩る事で進化を目指している節がある。

悠人の命を最初に狙い恋歌と戦うが敗退、命を取られなかった事で再戦を狙っている。

低身長でお下げ髪の眼鏡っ娘にして忍術使い、武道に対する造形は深いが真面目な性格のため基本に忠実ですぐに仕手を見破られたりする。

人を使って他者を襲う方法など暗術にも優れているが、本心では嫌々やっている。

理由は上記のようにくそ真面目なので自分の仕手を見破られやすいための保険である。

オリオン座を見つけたら即時撲殺する事を誓っている。

恋歌には「うさぎさん」とよばれている。

新港区メイド組合に所属するノーネームスターズ。18歳。

名目上組合所属になっているがそのほとんどを離宮区で過ごしている。

東京都離宮区にある大企業南洋開発ブルーシーンの会長にして新世紀華族界参議の青嶺大海をマスターに持つメイド。

メイド組合から来ているので基本メイド服であるが、大海の希望で至福にストール姿の方が多い。

島から来たわし座の子である織姫をメインに4連星からなるメイド集団で、鷲尾白崇(わしお・はくすう)は2番手にして織姫の「心底の闇」を司る二刀剣士(16歳)。

3番手にして織姫の「快活の炎」を司る銃器使いの棚橋レダ(16歳)。

4番手に織姫の「希望の雷」を司る戦術統合指揮者の白鳥クロエ(10歳)がいる。

4人ともわし座の戦士であるが、織姫以外は南洋開発の注文で独自に作られた彼女のクローンである為単体ではそれほど強くない。

人生末期のマスター大海が望むのは織姫との平安な日々であるため、天使を目指し戦う宿命を持つ織姫は苦悩を育む事となり常に悲しげな顔をしている。

白崇とレダは南洋開発現社長青嶺黒海の元から、その息子である紅海のメイドとして働いており、一気に会社の首魁へと躍り出ようとする彼の悪巧みと鷲尾たちの思案が交錯している。

 服の上に大きなストールを羽織っている、両手の刀剣を見せる時にはこのストールが宙になびきまさしく鷲のごとくの戦いを見せる事になる。

彼女のストールと双剣はDNAコネクトで硬化する「プロトオルハルコン」と命名された繊維である。

彼女の血という情報によって硬化し刃物と変化する。

丁寧語しか習得していないため、相手を罵ったり煽ったりするときも丁寧で綺麗な言葉でいう。

そのため相対する者に真意が伝わりにくいため、常に鷲尾または棚橋の通訳必要となったりする。

鷲尾白崇も双剣であるが、それは織姫を真似ているからである。

他の子たちからは「主星様」と呼ばれている。

現在は不明、メイド組合には未所属。

1人の主人に二人の少女という組み合わせの予定。