佐伯亮司

御影悠人の学園内最初の友達。

当初は悠人の事を毛嫌いしており、クラス内でも一番に攻撃をしてきたがボクシング勝負にて悠人に敗北、以降と友達として仲を深める事になる。

白真という医療機器総合メーカートップの息子で、怪我の多い悠人を無料で診断し治療し薬などもくれる。

 

白川彩奈

悠人のクラスメイト。

大財閥にして名家五条白川の三女。

クラスに置けるお節介焼きで、転校してきた御影を最初から気遣ってくれていた少女だが、土台が金持ちにして都会人であるため田舎者の悠人とは見解の相違が多々ある。

本人は善意で言っいる事も悠人にとっては、危機を招く言葉だったりと、ある意味悠人に対するトラブルメーカー。

お節介魔人の異名を持つほどに勝手介入で悠人の心を圧迫する存在だが、家は超がつくほどの名家でその地位は北条家と並ぶほど。

父親は新世紀華族界の正三位、政治家を支援した財団で古くは公家。

家格は北条より下だが、古い家柄のため横のつながりが無視できない強さである。

正式名は公卿五条花白川彩子(ごじょうはなしらかわの・さいし)ただしほとんど使われない名前でもある。

 

北条愛守姫(ほうじょう・あすか)

悠人のクラスメイトにして春山真珠のマスター。

学園に出る事なく単位を取得していた北条コンツェルンの三女。

日本派生の有数名家だが、本家は現在アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメントに居を構えている。

コロコロと顔色を変える気まぐれな性格の持ち主。

気さくで誰とも話すが、現在は悠人に興味津々である。

経営学などに造形が深く、学友も会社組織の形として見ているところがある。

父親は新世紀華族界の正三位にして参議北条伊氏。

彼女の正式名は参議北条愛守(さんぎのほうじょう・よしかみ)であり、実は16歳にして参議の地位を持っている。

ちなみに姫の字は勝手につけているだけである。

北条家の子息子女としては直系の三女という立場にありながらも、日本国における本家家督相続者相当の地位を持つ彼女には謎が多い。

 

六郷今里宗四郎(ろくごういまざと・そうしろう)

悠人のクラスメイトだが、親睦のない人物

この時代の華族界がつける苗字に併せた長ったらしい名前で、基本的には宗四郎と呼ばれている

一人称「我輩」の権威主義の少年で、データおたく。

顔の半分を覆うようなバブルシールドディスプレイをつけており、制服もネクタイではなくスカーフというどこかずれた人物。

最近北条愛守姫が悠人に近づいているので余計に悠人を嫌っている。

権威主義者なので、参議である愛守姫と昵懇の仲になりたいと常に願い、それを拗らせて愛守姫を恋愛対象としてみているが、本人からは少しも相手にされていない。

彼の実家は鉄道並び交通関係の仕事で財をなした一族で、それゆえに財号として「郷」の字を苗字につけている。

父親は新世紀華族界の従五位にして国司今里宗元(こくしのいまざと・そうげん)

「郷」というのは一から八まであり、日本国の主要幹線道ならび地域を分けた国司につけられる名誉財号。

そのため本当は国司今里と名乗りたいところだが、彼がその役職にいるわけではないため、名誉財号をつけて名乗っているという形になる。

とりあえず頭はいいが、バカである。